リラックス&集中したい朝は紅茶。美味しい紅茶で得するお話

「朝起きたら、とにもかくにもまずコーヒー」という方へ。朝に紅茶という選択肢がないことで、もしかしたらあなたはソンしているかもしれません。
実は朝飲む紅茶には、健康にも美容にもメリットがずらり。これを読んだら、きっと明日からモーニングティーに挑戦したくなるはずです。

「でも紅茶は渋くて苦手・・・」というあなたには、手軽に美味しく紅茶を入れる方法もご紹介します。
コーヒーもいいですが、負けず劣らず紅茶の世界も奥深いもの。気になったらぜひ、試してみてください。

朝飲むなら、コーヒーより紅茶がいい理由

紅茶の茶葉

朝はコーヒーと決めている、という人は多いのではないでしょうか?コーヒーに含まれるカフェインには覚醒・興奮作用があるので、眠気が残る朝に気分をシャッキリさせるのにはぴったりに思えます。

実は紅茶にもカフェインは含まれていて、豆と茶葉の状態で含有量を比べると、紅茶の方がコーヒーの3倍もの量を含んでいます。ただし実際に飲む段階になると、カフェイン量は紅茶がコーヒーの半分程度に。

というのも、一杯分に使うのはコーヒーなら豆10g、紅茶なら茶葉3g程度なので、まずこの時点で紅茶の方がだいぶカフェインが少なくなる計算です。さらに紅茶は、お湯のなかで茶葉が蒸らされる間に、カテキンとカフェインが結びつき、カフェインの作用を穏やかにしてくれます。

カフェインとともにもう一つ、紅茶で大切な働きをするのが「テアニン」。テアニンはアミノ酸の一種で、お茶の木に特有のうまみ成分です。興奮作用のあるカフェインとは逆に、リラックス効果、鎮静効果があり、睡眠の質を高める目的でサプリとして売られているくらいです。日本茶に多いですが、紅茶にも含まれています。

紅茶の場合はカテキンのおかげでカフェインの作用がマイルドになっているうえ、カフェインの興奮作用とテアニンのリラックス作用がお互いに働くので、リラックスして気分をリフレッシュしながら、頭をスッキリさせることができるんだそうです。

カフェインは疲れた頭や体を一時的に元気にしてくれるので、ハードワークのお供になっている人も多いのではないでしょうか。
でも、良い作用でも強く出ると、反動も大きいもの。一時的に眠気を抑えて元気になったように思えても、体そのものが元気になったわけではないので、またすぐに疲れてきてしまったり、つい飲みすぎて胃にもたれたりすることも・・・。

そんなわけで、「朝、美味しい飲みものでスッキリ目を覚ましたい」というニーズには紅茶がグッドチョイス。起き抜けの胃にもやさしく、集中力を高めながらリラックスもできるんです。

朝紅茶は美容にいい!体へのメリット3つ

鏡で肌の調子を見る女性

紅茶にふんだんに含まれている紅茶ポリフェノールなどの成分には、体にうれしいさまざまな作用があることが報告されています。

(1) ダイエットに

紅茶は茶葉を発酵させてつくられているため、体を温める効果が高い飲みもの。ホットで飲むと代謝が高待って脂肪が燃えやすくなり、ダイエットに効果があるのだそうです。
生姜を入れた生姜紅茶なら、さらに温め効果がアップ。医師の石原結實先生が「生姜紅茶ダイエット」という本を出版され、一躍有名になりました。

また試験管内の実験で、紅茶は緑茶、ウーロン茶と比べて脂質の吸収を阻害する作用が期待できることがわかりました。脂っこい食事をしてしまっても紅茶ががんばってくれると思うと、ダイエットも挫折しないで続けられそうです。

(2) 便秘予防に

運動不足だったりもともと筋肉が少ない女性は、腸の動きが悪くなって起こるタイプの便秘が多いのだそう。紅茶にふんだんに含まれているカテキンには、腸を刺激して動かす作用があります。運動不足で便秘がちな人は、予防対策として紅茶を取り入れてみるのも良さそうです。
とくに、朝は胃腸にスイッチを入れて動かす時間帯なので、便秘でお悩みならぜひ朝紅茶を習慣にしてみてはいかがでしょうか。

(3)肌の老化防止に

年齢とともに透明感を失い、くすんでいく肌・・・。そのくすみの正体は、「糖化」かもしれません。
体のなかにある余分な糖がコラーゲンと反応して糖化すると、肌がハリや弾力を失い、黄色っぽくくすんでしまうのです。

紅茶ポリフェノールには糖を分解する働きがあり、紅茶を一緒に食事をとると、血糖値の上昇をおさえることが明らかになっています。
さらにコラーゲンを使ったプレート上の研究では、紅茶がコラーゲンの糖化反応を抑制することも分かりました

「甘いものが癒しなの」という奥さまも、スイーツのお供にはぜひ紅茶を。数年後、数十年後も、透明感のあるお肌をキープするのに役立つかもしれません。

出典:NIKKEI STYLE「日経ヘルス 2016/12/13 1日3杯で万能の健康効果 「効く」紅茶の飲み方」